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コラム ねじ穴加工の種類について

ねじ穴の加工方法は用途によって様々な種類があります。今回のコラムでは、その加工方法の中から代表的なものをいくつかご紹介いたします。

皿ねじ用のテーパー加工

皿ねじ用のねじ穴を空ける際に、ねじ穴を開けた素材面からねじ頭が出っ張らないように(同じ高さになるように)皿ねじと同じ形に加工する穴あけを皿揉といいます。通常ボール盤でひとつひとつ穴あけするのですが、これをタレットパンチプレスで穴あけを行うと、 スピードも早く、綺麗に、一定の品質で行う事ができます。

バーリング加工

薄い板にねじ穴を開ける際に、裏に出っ張らせ厚みをつくり、ねじ山を多く切れるように加工する方法があります。ねじ山の数を多くすることによって、ねじがきちんと固定されます。板を出っ張らせる加工はタレットパンチプレスによって、その後、ねじ山をタッピングマシンによって切ります。

執筆者:営業課長 高橋修三
職種は営業だけど、職人の心も持っている男。だから自分で取った仕事は自分で作ります。 精密板金が専門。 昔から機械いじりが好きで、吾妻工業に入社当初、精密板金の仕事を取る為に吾妻工業で使用していなかったタレットパンチプレスを独学で習得したという逸話も。その向上心はタレパンメーカーの人にも驚かれました。 ・趣味はテニスで毎週日曜は必ず身体を動かしています。